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学生時代の財産はバレーボール部で培った精神と人間関係

獨協人登場2017.06.01
学生時代の財産はバレーボール部で培った精神と人間関係
小畑 宏介
日本青年会議所第62代会頭
1995年法律卒

公益社団法人日本青年会議所 (JC) 第62代会頭を務められた小畑宏介さん。在学中に感銘を受けた天野貞祐先生の言葉を胸に、地元秋田や青年会議所で、躊躇することなく積極的に活動!
「夢を語り合った全国の仲間が支え」という小畑さんの次の目標は、ブラウブリッツ秋田 (J3サッカー)のJ2昇格を全国への発信だ。

学生時代の財産はバレーボール部で培った精神と人間関係。

My memories at Dokkyo

さまざまな苦労の中で主将としてチームを牽引

大学時代の思い出として小畑さんがまず挙げたのが、体育会のバレーボール部に4年間所属していた中で培った精神や、先輩後輩との人間関係…。団体競技であることはもちろんだが、大学の部活の中では、さまざまな境遇(実力・競技力・経済環境など)の選手たちが集まり、もっとも多感な時期の4年間を過ごす。小畑さんが在籍したのも部員数に苦労した時期、急増した時期。そんなさまざまな苦労の中で主将としてチームをまとめ上げ、そこで養った経験が、その後の仕事や青年会議所での活動の根幹=精神的支柱になってきたと話す。

地元の秋田でビルメンテナンス業を家業としているが、卒業後まずは東京の同業の会社に就職、ビジネスの基本を学んだ。
その後は地元秋田に戻り、現在もビルメンテナンス業を家業としている。

 

My story

小畑さんの歩み

「体育会のバレーボールに四年間所属していましたので、その中で培った精神とか、先輩後輩との人間関係…
そういった意味では一番多感な時期、この4年間直接学ばせていただきました」

卒業後:一年間は東京の同業の会社で学ぶ

地元の秋田でビルメンテナンス業を家業としているが、卒業後まずは東京の同業の会社に就職、ビジネスの基本を学んだ。
その後は地元秋田に戻り、現在もビルメンテナンス業を家業としている。

日本青年会議所で活動開始

まず地元の秋田青年会議所で活動後、日本青年会議所へ。
その後さまざまな活動を経験するが、2011年の東日本大震災を契機に、出身エリアの「東北、そして日本全体を元気にしたい!」という思いで、会頭へ立候補を決意。

日本青年会議所(JC)第62代会頭に就任

全国各地約700の青年会議所のメンバーと触れ合って、さまざまな青年でしか出来ない会話や、その地域ごとの課題などについてともに考えた。
全国各地にこのたくさんの仲間や友人がいるということが、その後の仕事はもちろん、大きな財産になっている。   

ブラウブリッツ秋田(J3)後援会長として

地元のブラウブリッツ秋田のJ2昇格を目指してさまざまに活動中。
スタジアム整備を求める署名活動では、目標10万に対し、18万名もの署名を集めることが出来た。

My Career Path

キャリアパス

卒業後、一年間東京の会社で就業の後、地元の秋田に戻り、家業のビルメンテナンス業(㈱友愛ビルサービス)の仕事に就く傍ら、地元の秋田青年会議所での活動が始まった。
青年会議所の組織は、地域・日本・そして国際(国際青年会議所)となっているが、「まず地元の秋田青年会議所で活動を通じ、多くの仲間とさまざまなことを学んできた」という。
やがて、どうしても地域では解決できない問題(例えば行政や法律…)にも取り組みたい気持ちになって、日本青年会議所に出向することになった。
東日本大震災を乗り越え会頭として東北から日本を元気に!2013年に会頭を務めた経緯は(注:会頭の任期は40歳を迎える前の1年間)、2011年に東日本大震災が起きたことで、出身エリアの東北から、「東北、そして日本全体を元気にしたい!」という思いで立候補を決意した。
在任中は、まさに全国各地約700の青年会議所のメンバーと触れ合って、震災復興はもちろんのこと、さまざまな内外の問題、その地域ごとの課題などについて、時には寝食を忘れて青年ならではの視点で語り合い、取り組んできたという。「会頭時代の苦労は特にない」という小畑さんだが、代わりに全国各地にたくさんの仲間や友人がいるという、何よりも大きな財産を得た。

Future goals

今後の目標

JC “卒業” 後、再び地元に軸足を据えた小畑さんだが、さっそく新たな挑戦が始まっている。ブラウブリッツ秋田(現J3)のJ2 昇格を目指し、後援会長に就任。スタジアム整備を求める署名活動でも目標10万に対し 18万名もの署名を集めることができ、このインタビューの直前に秋田県知事、秋田市長に提出して きたところだという。

「サッカーを通じて、ぜひ多くの方に秋田に来てもらいたいですし、秋田からも全国に元気を発信して参りたいとの思いから、今後も活動 を続けていきます」

(2017.6 取材:高木大介/動画:飯塚勝久)

Message for you

獨協生へのメッセージ

「大学は学問の通じての人間形成の場である」
今も天野貞祐先生のこの言葉を胸に、遠慮や躊躇をすることなく、できるだけ多くのことに積極的に携わろうと思っているという。なぜならば、そうしなければ得られない経験、今の年齢でしかできないことがたくさんあるからだ。「現役の学生や卒業されたばかりの皆さんも、挑戦する気持ちを忘れずに、いい経験、多感な時期でしかできないことを、率先して自分の糧になるように取り組んでいただきたいと思っています」と最後に熱いメッセージをくださった。


小畑さんのインタビュー動画は獨協大学同窓会 公式チャンネルでご覧になれます。
https://youtu.be/zaUUFPtl_Ag