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お久しぶりです

ブログ担当のカンノです。昨年12月の投稿以来、自分では記事を1つも書いていなかったのですが、あのような内容を書いたまま放っておくことはいけないと思い、近況などを少し書いてみたいと思います。

私の住む福島市では、幼稚園や学校などの公共施設で除染が進んでおり、一時は子供たちの姿が消えてしまった公園などにも、だいぶ賑やかな声が戻ってきています。今日の午前中、市内中心部にある新浜公園に子供たちを連れて行ってきました。この公園は、市内でもいち早く高濃度の汚染が検出され、福島市民にとっては大変イメージの悪い場所になってしまいました。現在は除染が済んで、遊びに来る家族連れも増えてきたようです。

121008_fukushima.jpg

写真の右側にある白いものは、原発事故後に設置された放射線量計です。こういうものが市内の幼稚園、学校、公共施設など、さまざまな場所に設置されています。ほとんどが除染済みの場所にありますので、表示される数値は比較的低く、不安になることはありません。この線量計での測定結果は文部科学省のホームページで公表されています。

数値自体が安心かどうかというよりも、除染前には毎時1マイクロシーベルト(μSv/h)以上あるのが普通でしたから、0.2〜0.3μSv/hの表示を見て「ここは除染済みだ」とわかるのが意味としては大きいかと思います。ただし、除染されておらず線量計も設置されていない道端などで、手持ちの線量計が1μSv/h前後を示す場所はいたるところにありますので、油断は禁物です。

農作物の検査体制も整ってきました。農家の皆さんのご努力もあり、お米や野菜、果物などでも放射能が検出されず、安心して食べられるものが圧倒的に増えました。我が家でも、去年は食べるのを控えていた福島県産のモモやナシを、今年はたくさん食べました。美味しいとわかっているものを、心から美味しく食べられるのは幸せなことです。これは本当に、農家の皆さんのご苦労やご努力のおかげです。

私個人の考えですが、福島県の人々は、原発事故によって故郷の土地が汚染されてしまったこの状況を、忘れようとしているわけでも、諦めてしまったわけでもありません。事実は事実として、取り返しようのない事実として受けとめたうえで、しかし諦めずに何とか乗り越えて前に進もうとしています。事故から1年半以上が過ぎ、他地域の方々の記憶からは薄れかけているかもしれませんが、どうか福島県を忘れずに応援してくださいますよう、よろしくお願いいたします。

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