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Special Report Covid19 -同窓会”コロナ感染”記-

ゼミリンク2023.04.18
Special Report Covid19 -同窓会”コロナ感染”記-

~アフターコロナへの期待を込めて~

5 月8 日(月)から新型コロナウイルス感染症の分類が第5 類に引き下げられます。(2023 年3 月現在)
ワクチン、医療費、マスク着用のルール等ここ数年で定着したものも大きく変更されることでしょう。
今回は新たなステージに進むために、コロナに感染してしまった同窓生の体験談を‘感染’ 記として
まとめてみました。なお、プライバシーの観点で体験談は匿名での掲載としております。

30 代 前半 男性

(東京在住)
【症状】
1 日目:午後から喉の痛み
があり夜に発熱(37 度台後半)、2 日目:38 度( 最大で38.8 度くらい) の熱と
咳・喉の痛み・痰など、3日目:熱が37 度台前半まで下がる、発熱外来を受診し
PCR 検査にて陽性判明、4 日目~ 8 日目:咳と喉の痛みだけ継続、9 日目以降:症状は概ね解消。味覚障害
や嗅覚障害の症状はありませんでした。
【一番辛かったこと】
コロナが多く流行っていた時期で、なかなか発熱外来の予約が取れず病院を受診しないまま数日間を過ごさ
なければならなかったことが辛かったです。
【後遺症はあったか】
コロナとの関係性は不明なものの、ふとした時の焦げ臭い感じが3 か月くらい残りました。また時々不眠の
症状もありました。寝つきが悪い感じでした。
【後世のために伝えておきたいこと】
あくまで個人的な体感ではりますがワクチン接種をしていれば重症化のリスクは低いと思います。

現役学生 女性

 【症状】
40 度の熱が3 日以上下がらない。喉が痛く声が上手く出せない。頭痛が
酷く眠れないといった症状でした。
【一番辛かったこと】
高熱が続いたことです。熱のため身体が重く、家の階段の上り下りさえも精一杯でした。
【後遺症はあったか】
一切なかったです。5 日目あたりから熱も下がり、喉の痛みや頭痛も治りました。
【後世のために伝えておきたいこと】
どんなに対策をしていても感染してしまいます。そのため、いつ感染してもいい状態を作っておいてほしい
です。大学3 年の私は就職活動のエントリーシートの締め切りが迫っている中でコロナに感染してしまった
ので、上手く書けないまま提出してしまいました。自戒を込めて、余裕を持った行動を意識していただけれ
ばと思います。

20 代 後半 男性

(大阪在住)
【症状】
熱、鼻水、咳です。
【一番辛かったこと】
最初は熱が38 度まで上がりました、その後咳が分刻みで出たのが辛かったです。
【後遺症はあったか】
咳もそうですが、何をやっても疲れやすく感じ、回復しても毎日クタクタになりました。
【後世のために伝えておきたいこと】
若いからとか基礎疾患がないから大丈夫ではなく誰が感染してもおかしくないレベルまで拡大と変異をしている。
早くコロナがない世界になって欲しいと思います。

現役学生 男性

  【症状】
私の場合は熱と喉、鼻詰まりがありました。3つの症状が同時に来て同時に
去っていきました。また、一時的ですけど味覚も無くなりました。
【一番辛かったこと】
孤独感です。感染中のため対面の会話はできず、家族でさえドア越しでの会話でした。そのため孤独をとても感
じました。
【後遺症はあったか】
特にこれといった後遺症はありませんでした。
【後世のために伝えておきたいこと】
「やれないことを嘆くよりやれることを考える」を伝えたいと思います。コロナで家が出ることができず、予定が
全てなしになりました。できなかったことをただ嘆くのではなく、今しかできないことは何だと考えながら過ご
すと少しでも前向きになれると思います。

30 代 後半 女性

(東京在住)
【症状】
熱は微熱程度、咳と鼻水で風邪かなと思い病院にいきました。
「風邪だと思うけど、念のためPCR検査しておきますか?」
と言われ、承諾。翌日陽性と連絡がありました。報道されていたコロナの症状ではなかっ
たこともあり、陽性と聞いたときは正直驚きました。
【一番辛かったこと】
外出ができないことと、家族に迷惑がかかってしまったことです。自分自身の仕事の調整はさほど大変では
ありませんでしたが、主人も濃厚接触者となり出社できず在宅に。息子も保育園に行けず辛い思いをさせて
しまいました。覚悟していた家庭内感染がなかったことが不幸中の幸いです。
【後遺症はあったか】
咳がなかなかおさまりませんでした。3 週間程続いたように思います。また予期していないコロナでメンタ
ルが不安定になりました。なんで自分が感染してしまったのだろう…元に戻るのに1 か月半ほどかかったよう
に思います。やはり風邪とは違うなと感じます。
【後世のために伝えておきたいこと】
かからないことにこしたことはないですが、いくら予防していてもかかってしまったら治すことに集中する
ことです。周りに迷惑はかかってしまいますが、こんな時こそ困った時はお互い様・助け合うことが必要か
と思います。普段から家族の関係性をよくしておくことも大切だと感じます。

60 代 前半 男性

(東京在住)
【症状】
新型コロナウイルス感染症の陽性反応が出たのは1月上旬、正月が明けた直後だった。家庭内感染で家族が陽性と判定
され、濃厚接触者に認定されたところからスタートした。仕事を休み、念のために
PCR検査を受けたが陰性、安心したが、その日夕方から喉の軽い痛みと咳が出てきた。疲れもあったが、
発熱や他の症状はなかったのでそのまま寝ていた。翌日も症状は変わらなかったので、とりあえずアクエリ
アスを飲んで寝てすごした。医者に電話しても「コロナかもしれないので」と診察を断られた。オンライン
診療も、事前に診察費を銀行振り込みして確認できないとしないといわれ、市販の解熱剤を飲んで寝ていた。
といっても熱はなかったが、、、5日後にようやく診察してくれる病院を見つけて検査と診察をしてもらい、
陽性と判定された。
【一番辛かったこと、後遺症はあったか】
療養期間は終了し、仕事にも復帰したが、その後も喉の軽い痛みと咳は続いている。幸い発熱や味覚障害は
ないが、喉の違和感と咳は後遺症になっている。さらに疲れが中々抜けず、何となくすっきりとしない日々
が続いている。
【後世のために伝えておきたいこと】
重症化する割合が減り、「かかっても大丈夫」と思っている人が増えているらしい。そういう人にはぜひ伝え
たい。「絶対にかからない方がいい」と。

まとめ

コロナでやりたいことができなかった。多くの場合はそのような思いだろう。
しかし、コロナ禍を機に在宅勤務をはじめ働きか方が柔軟になったり、オンライン会議が当たり前になったりと
良い面もあったように思う。
学内のとあるゼミでは考える時間が増えたおかげで、活発な議論・思考する力が高まったようだ。
結果としてコロナ前よりも多くの企業からの内定、大企業からの内定が増え学生も満足する就職活動が送れたとのこと。
コロナ禍をチャンスと捉えて動いた結果だ。コロナだけでなく、世の中の環境もどんどん変わっていく時代の潮流にうまくのれるよう
行動し続けていきたい。

(編集:広報委員会 佐藤祐一)