台風被害×震災から半年×法事
近畿支部2011.09.18
被災地の皆様お見舞い申し上げます。
和歌山など紀伊半島南部を襲った台風12号による大きな被害。
依然行方不明の方がいます。卒業生で新宮市など和歌山県南部に住んでいる方、
実家のある方などは手元の集計で20人あまりいらっしゃいます。
県内で最も獨協への進学者が多い県立田辺高校卒業の在学生などを加えますと、
結構な人数の関係者がいることがわかります。
新宮市在住の井水惠子さん(82年英語卒須賀川ゼミ)の自宅は難を免れましたが、
近隣は浸水したそうです。
井水さんは、紀伊半島の南端、
地元の県立新翔高校(旧新宮商業)で英語の先生をしています。
生徒でなくなった人はいないそうですが、家族や親族を水害で失ったり、
自宅が流された生徒がいるなど大変な様子をお聞きしました。心が痛みます。
旧熊野川町役場・新宮市役所の出先として使われているのですがこんな惨状。
下は濁流にのまれた道の駅。形がない。
(写真はいずれも敬和館近く、竹の塚出身、wbs?R寺門秀介写す。)
近畿支部をはじめ、東北の卒業生らからも心配の声が寄せられていることを井水さんに伝えると
感激されておられました。井水さん、
「お互いを尊重しあう雰囲気が獨協にある」と懐かしそうに話しておられました。
数年前には関東在住の同窓生と松原団地で再会したそうです。
今回のことも含め獨協のつながりに関心を寄せておられました。
同窓生の皆さんによろしくお伝え下さいとのことでした。
www.shingu-ch.wakayama-c.ed.jp/
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そんな中、最近卒業生のつながりを感じる出来事がまたひとつありました。
世田谷在住の卒業生の親族の法事に出席する機会がありました。
卒業生のお父さんの7回忌の法要でした。
「急に法要を決めたので身内しか呼んでいないから是非来て欲しい」とのこと。
出席したのはこの方の兄弟と亡父の親友、
そしてこの方の大学時代の友人2人と筆者。
私を呼んで下さった方は独卒、弟さんが営卒。
筆者は場違いなのですが、呼んでいただきました。
中野のお寺で出会った5人の獨協卒業生。
いろいろお話しさせていただきました。
普段着で気軽に来いといわれ、よそのお宅の法事に呼ばれたのは初めてです。
震災、景気低迷、リストラその他いろいろ世の中を取り巻く状況は芳しくありません。
そんな中、この方と最近「人を大切にすることを教えるのが獨協の精神だ」と
話していました。
時を越え、世代を超え獨協のつながりを大切にしたい、獨協の卒業生にはそれができる
環境があることを誇りに思いました。
◇◇◇◇◇◇
東日本大震災から半年が過ぎました。
震災直後、首都圏も大変だと思い和歌山の水を「大学用」にと
経済学部の犬井正学部長に送ったのですが、
犬井学部長は宮城で被災した学生の家族を訪問した際、その水を届けたそうです。
被災地で役に立っていたことを先日知りました。
近畿支部でもささやかながら消息確認、チャリティーテニス大会など
少しでも役に立とうと、取組みをしてきました。
あの震災から半年、依然沿岸部を中心に復興が進んでいないことが
報道などで紹介されており、心苦しい限りです。
また、震災による福島原発の問題については進展が見られないことに憂慮しています。
特に福島県、とりわけ浜通りの方は避難生活が長引き心労が重なっていると思われます。
卒業生、在学生のご家族や親戚、友人の皆様が影響を受けていると思われます。
一日も早く平穏な生活がとり戻せますよう近畿支部では今後も陰ながらいろいろ応援していきたいと考えています。
こんな時こそ獨協の輪を大切に。皆様応援、ご協力よろしくお願いいたします。
@@@そんな中和歌山県の人からヘルプのメールあり。ご協力を。
↓
今回の台風12号による被害について、私の部署では被災地へのボランティア派遣
を行っています。
しかし、ボランティアが圧倒的に不足しています。和歌山県も週明けからボランティアバスを増便し、毎日運行する予定ですが、参加者が集まっていません。
... 友人・知人の皆さんにメール等で下記の募集情報を流していただけないでしょうか。
○県ボランティアバス
(1) 運行日時:平成23年9月20日(火)?9月24日(土)
※ビッグ愛を早朝出発、夜9時頃帰着(日帰り)
※9/25以降もバス運行は続ける見込ですが、募集は週明けとなります。
(2) 派遣場所:新宮市(熊野川)、那智勝浦町、田辺市(本宮)
(3) 作業内容:家具水洗い、住居の清掃、泥かき、瓦礫除去等
(4) 費用等:バスは無料。作業着等は自前。ボランティア保険加入料が必要。
(5) その他詳細は下記まで。
【申し込み・問い合わせ】
和歌山県災害ボランティアセンター(県社会福祉協議会内)
電話:073-435-5220
※電話のみ受付。土日祝日オープン。

