お悔やみ 宗像哲夫様
福島県支部2023.05.23
このような中、大変残念なことに宗像哲夫様が19日にご逝去されました。
誠に痛恨の極みでございます。心からご冥福をお祈り申し上げます。
宗像先輩は、1971年卒業で、2020年10月30日の支部ブログでご紹介のとおり、第73回福島県文学賞の小説・ドラマ部門で「こおろぎは何故鳴くの」の作品が見事に正賞に輝きました。
今年2月には、地元「福島民報社」の1面「鉄路と生きる」シリーズに、2日にわたり当時のご活躍が紹介されました。
地元の国鉄「磐越東線:いわき~郡山」が赤字路線で存続が危ぶまれた1984年春、当時35歳で田村青年会議所理事長として東奔西走、丸の内の国鉄本社で熱弁を奮ったと。
一般的には、廃線への不安から国鉄の方針に反対するのが常であった中、若い方々が地域を巻き込み何とかしようと熱心に取り組まれたことが印象的だったと、当時の国鉄常務理事の回顧談がありました。
私自身、公私にわたり貴重なお話を伺ったり、元気をなくしているとすぐに感じ取り、温かな言葉をかけていただきました。
昨年末には、偶然ショッピングセンターでお会いして、「来年こそは総会を開きましょう」と、元気なお姿でのお約束が最期になってしまいしまた。
色々な思いでが思い起こされますが、今はただご冥福をお祈りするばかりです。
宗像さん、本当にお世話になりました。そして、ありがとうございました。
どうぞ安らかにお眠りください。
福島県支部長 佐藤 和雄