被災地を訪問(1) 近畿支部2011.06.26 東日本大震災から100日余、きのう先輩新聞記者とともに取材を兼ねて 同窓会福島支部幹部の皆さんの激励に行ってきました。 東京発のテレビやストーリーを描いたワイド番組では見えてこないものをたくさん見つけました。 幹事の佐藤さん、☆さん、宗像さん、山地さん。みんな元気でした。 震災後のこと今後のことなどについて話し合いました。 皆さんにお世話になりました。ありがとうございました。 佐藤さんは市役所で震災対応の他、避難してきている地域の方々のお世話などをされているそうです。 極めて厳しい仕事と思います。他にも卒業生が市役所におられるそうです。 健闘、健康をお祈りします。 左側手前の宗像さんは、三春町で伝統技法による三春そうめんを製造販売しているそうです。 山地さんは埼玉出身だそうですが地元でアナウンサーをしています。 震災後も、情報提供と地元の人たちを回って取材をしているそうです。 原発の被害に苦悩する被災地の様子など貴重な体験をお聞きしました。 警戒区域にほど近い南相馬市のある地区の様子。 恐ろしいの一言。陸に乗り上げた漁船、やり場のないがれきの山、原形をとどめない墓石、 海岸から流れてきた波よけブロック。 止まったままの時計。舗装がはがれた道路、土台だけが残った民家・・・・ 数ヶ月前まで、この地域にも普通の生活があったと思うと何とも言えない気持ちになりました。 岩手や宮城の被害も甚大なのですが、 原発がクローズアップされている福島でも津波の被害の爪痕が未だに残されたままです。 東京発の報道だと、福島の津波被害はあまり感じられませんでしたが、 これ大変じゃないですか!! 住宅があったろう一角に子どもの学習机を見つけました。 誰かが開けたのでしょう。 ノートには大久保祐くんの名前がありました。 この子は無事なんだろうか、どうしているのだろうか、このノートを届けてあげたいと思いました。 子どもが犠牲になっているのがたまりません。 ボランティアも足りないそうです。 卒業生の方、在校生、職員の方もできることで復興を応援しませんか? 雨上がり。 一覧へ 近畿支部・チャリティービヤパーティー開催...