近畿支部

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獨協の力を結集しよう。

近畿支部2011.03.18
>甚大な被害が出ている東日本大震災。だんだん状況がわかり、東北沿岸部のみならず首都圏にも大きな影響が出ています。心を痛めております。遠隔地ではありますが、被災学生らを同窓生の関係先で受け入れができないかなど被災地支援を要請に応じてしていきたいと思っています。 (それまでにできることを整理しておこうと思っています。) 初代学友会長で京都在住の横山清祐さんから、「近畿支部も全力で協力していこう」と激励を受けました。 >近畿支部では「できることをします」と大学学長室と同窓会本部に申し入れました。 具体的な要請や指示はまだありませんが、 その折りは状況に余裕のある同窓生のみなさんの協力をお願いします。 今回の事態を乗り切るため結束しましょう。 京都在住の卒業生から下記のような情報が寄せられました。多くの同窓生に知らせて良いかわからないのでとメールがありました。コメントに代えて一部掲載します。 @@@@@@@@@@@ 京都の賢木(94年法卒) このたびの地震にともなう被害にあわれている人々の数は、想像をはるかに超え、とても胸を痛くしている一人です。 私の人生でとても貴重な2年間を共にした敬和館の友達と直接連絡をして聞いたことを書いておきます。 TVでは見えないことがあり、驚いています。 ご支援されることを考えていらっしゃる方は参考になれば、お知り合いのいらっしゃる方面の様子がわかるようであれば幸いです。 1)群馬県大泉町 (三菱電器、日産の工場、日系ブラジル人多いことで有名)地震そのものの被害はたいしたことはない(揺れは大きかったが部屋にあるものが倒れたくらい)お店では、ビン類など、破損したものの損害は大きいだろう。 停電(予告)はあるが、なんとか大丈夫工場ラインが大変そう. 信号が作動しないので事故も多いので怖い 徐々に回復していくと思うが、各家庭の復旧よりも、公共のものからの復旧して、人々の二次災害、事故を防いでほしい 物品はない、、、といえばないが蓄えでなんとか凌げる。ガソリンの品薄が心配。 とにかく被災地を優先して救助、援助してあげてほしい。 2)岩手県北上市 地震当時は本棚が倒れたくらい。内陸なのでたいした被害はない。 3/15現在、水道・電気ともに復旧し普段と同じ生活ができている。 3)千葉県船橋市東船橋 11日金曜日は帰宅できず、12日に電車が動いているところまで移動(のりつぎ)、あとは徒歩で帰宅。 東電の計画停電に備えようと店に買いに行ったが、非常用の品物は皆無。ラジオ・懐中電灯のない夜を過ごしている(ろうそくのみ) →即日、京都から必要物資を送り、1日半で彼女の手元に届きました。 15日現在、食べ物では牛乳と野菜が店頭で不足。 ほかの品物はあるが、みんなが買い控えに自然と協力している。 ここ2日の冷え込みで、暖房を控える(電力消費を考えた)ことをしすぎて、風邪をひいたそうです。 しかし、九十九里(千葉県鋸南町)の家族に私が送った牛乳を持っていくと言っています(電車が動いたら)ので、寝込むような風邪ではないと思います。 隣人に名古屋出身の方がいるようですが、名古屋の家族から送られてくるはずの宅急便が届かず、あとから送った私の荷物が先に届いたようです。 クロネコヤマト = 関西から関東へは1日1便のみ発送京都は16時すぎに京都のセンターから発送するそうです。 現在、茨城以北は配送できないと言われました。 窓口によっては関東への配送そのものを受け付けないというところもあるそうです。 クロネコヤマトのHPにはそういうことは一切書かれていなかったので、タイムラグがあるかもしれません。配送依頼するときに、職員の方に確認ください。 ゆうぱっく = 住所によっては最寄の郵便局留めになるケースもあるそうです。クロネコヤマトで配送を断わられたケースでもゆうぱっくはOKだったそうです。都内でしたら、京都を午前中に出せば24時間後には届けられた(16日着分)そうです 。 4)茨城県龍ヶ崎市 中学校教師なので11日は全校集会中(体育館)。 茨城では地震に慣れすぎているせいで、震度4くらいでは非難しようとしない。 一回目のいつもより大きい地震では、集会をそのまま続行。そのすぐあとに起こった同じかそれより大きい地震に何人かの生徒が棒立ちになったのを見て、集会をやめ避難指示。 そのとき、体育館の天井、壁がボロボロと落ちてきたので、生徒を誘導し終わる頃には、先生たちはここで死ぬんだろうと覚悟したそうです。 自宅(ひとり暮らしアパート)に帰宅すると水道管が破裂しており、2階だったが室内が水浸し。1階は2階の室内にあった水が天井から、水道管から破裂した水が床に、、、のダブルパンチだったようです。 自宅(龍ヶ崎ではないが車で1時間内)に非難。普通の生活が送れている。 中学校は電力供給が限られているので、授業はできず、先生は当番制で何人かが出勤しているようです。 5)茨城県水戸市 マンション住まいだったので、かなり強い、長い揺れで怖いという限度を超えていたと思う。 余震は続き、それも震度が大きいので気持ちが休まらない。停電と断水もあり、本当にたいへんだった。今は福島原発の放射線漏れのことがもっと怖い。仕事が損保会社なので、13日日曜日から出勤、対応に追われていて自分のことも後回しになっている。もっと悲惨な状況にある人たちがいるので贅沢は言ってられない。 6)埼玉県越谷市せんげん台 都内丸の内で勤務。ビル内で仕事中に地震があり、あわてて外に出たが、隣のビルのガラスが割れて、その破片が空から降ってきた。せんげん台の家族、家も問題なし。 計画停電のために14日は出社できず、15日からは間引き運転の列車運行のために2時間半かけて出勤。この疲労を軽減するために都内に身を寄せて出勤。 以上が同級生の様子です。 みんな口をそろえて、自分は大丈夫だから他の人を助けてあげてと言うのです。なんと頼もしいのだろうと毎日私が泣いています。 あとは私の親戚、知人の住むところからの情報です。 1)千葉県浦安市 地震の揺れは大きかった。 液状化現象は、一般住宅や一般道路、公園など。 高級分譲マンションは、大手ゼネコンがしっかり補強をして、液状化現象対策を建築時にしているので、その敷地内は液状化現象になっていない。 25階建のマンション、電力停止のため住民すべて階段使用余儀なくされる。高齢者は腰痛で動けない。高層部屋は冷蔵庫が倒れたそうだが、6Fに住む叔母のところは重いものは倒れてこなかった。 日曜日夜まで、固定電話不通、携帯電話(au)混線、あるいはつながらない状態続いた。都内で働く息子と連絡不通になったが、徒歩で帰宅。 現状ではエレベーターが復旧したことが何よりもうれしい。しかし、モーターで生活用水をポンプで上層部に運べないので断水状態が続く。一軒家や低層マンションはどうなのかわからない。浦安市からは、トイレ使用制限の発令あり。小はしていいが大は控えるように、、、、ということだが、スーパーでもトイレ使用不可となっているので、用を足すことができない。電車が動いているので、用を足すのに浦安市外に行かなくてはならない。 液状化現象によるドロとともにガスがでており、悪臭が最初の頃はひどかった。吸ってもよいニオイではないが、どのくらい健康に被害があるのか教えてくれる人はいない。外出すると気分悪いので、窓を閉め切って部屋にいた。いまは、そのドロが乾燥して、サラサラの砂になってきている。軽いので、わずかの風力でそれが空中に散布される。これがホコリっぽくて、かなりスモーキーな空気になっている 。基本的には物資は足りないが、息子の会社(大阪堺市が本社)が援助してくれ、生活に必要なものはすべて堺から送ってもらっているので、水以外、困るものは特にない。 2)新潟県十日町 長野県北部、中越などに頻繁に起こる余震のため被災。。。。家屋崩壊して避難していらっしゃる方がいるそうです。・・・・新潟県上越市の山中に住む知人からの情報です。 3)仙台市中心部 壊滅的とは言われているが、住めないが家の骨組みは残った家屋もあり。関西から様子を見に行きたいが、受け入れ体制ができていないので、家族の面会もできない。両親が高齢なので、仙台から関西へ呼んでも、仙台にはみんながいるから、自分た ちだけ安全なところへ行くようなことはできない、と拒まれているそうです。 @@@@@@ 自分の知り合いが、家を、家族を失ったわけでもないのに、こんなに不自由な生活環境にいることを聞かなければ知らないままだったと思います。 ちょっとでも気になる方がいれば、ぜひぜひ連絡をとってみてほしいです。 あと、義援金をどこに出せばよいのか悩みます。 さかき