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Student report vol.135 –獨協大生の一日–

ゼミリンク2022.10.16
Student report vol.135 –獨協大生の一日– コロナ禍の学生はどのような1日を過ごしているのだろうか?2020 年入学で、学生生活の大半がオンラン授業中心のものになった2人に取材。オンラインと対面授業の併用、委員会・部活動、アルバイトを行いながら就職活動も並行して行っていた。今年度から対面授業が本格的に始まり学内にも活気が戻ってきた。コロナ禍での学生生活を振り返り残りの学生生活でやりたいことを伺った。


村上 美乙(むらかみ みお)さん
国際教養学部 言語文化学科 3年
福島県出身で現在一人暮らしをしています。幅広い分野を学べる国際教養学部を選びました。
卒業アルバム編集委員会に所属しており、毎日充実した学校生活を送っています。空き時間は業界研究をするなど、将来を見据えた活動をしています。

 将来は人と実際に向き合いながら仕事をしていきたいという思いから、営業職の道に進みたいと考えています。また、仕事の中で海外の人と関わりたいという希望もあり、他言語の習得に力を入れています。
 私が所属する言語文化学科は2言語併習がカリキュラムの特色で、私は英語の他に今後より必要性が高まると考えられる中国語を学習しています。中国語の授業が週に4回あり着実に実力を身につけることができます。
 入学するまで大学生は時間に余裕があるというイメージを持っていましたが、興味のある授業を選択していくと、授業で一日のスケジュールがほぼ埋まってしまう日もあったのが意外な点です。アルバイトや友人と過ごす時間も確保したかったので、思っていたより調整が大変でした。
 1年次は一度も大学へ行くことはなく、実家からリモートで授業を受けていました。当時は基本的なPCの知識が無く自分用のPCも持っていなかったので、いきなりのリモート授業に苦戦もありながら徐々に環境を整えていきました。
 リモートでのコミュニケーションは授業上必要な発言のみになりがちで、課題についての相談やちょっとした雑談すらもできず、同級生と友人になりにくい環境でした。2年次からは少しずつ対面授業になり、最初は画面上でやり取りをしていたのみの相手との距離感の取り方に戸惑いましたが、やはり直接コミュニケーションができる環境が嬉しかったです。
 卒業アルバム編集委員会に参加したのはtwitter上で先輩が委員を募集していたのがきっかけです。アルバム制作を通じて全ての学生と関わることができ、卒業生にとって大学時代の思い出として一生形に残るもの創ることができるのが大きな魅力です。
 残りの学生生活では、新型コロナウイルスの影響もあり全然行くことができなかった旅行を楽しみたいと考えています。感染状況次第になってはしまいますが、就職活動が落ち着いたら友人と学生最後の時間を大切に過ごしたいと思います。



渡辺 拓馬さん
経済学部経営学科3年
東京都出身で、自宅から大学まで通っています。自分の家業を継ぐために経済学部を選びました。硬式テニス部に所属しており、勉強と運動を両立しながら充実した学校生活を送っています。空き時間は就職活動をして自分の将来について向き合うようにしています。

 入学後の困りごとは新しい友達との交流ができなかったことです。大学は色々な人と関わって楽しく飲み会とかドライブ、旅行に行くイメージがありました。しかし、コロナでオンラインになり、新しい人と交流することがなくなりました。そのため、zoomだと仲良く話すけど連絡先とかは交換しないという奇怪な知り合いが増えました。だから課題とかで困った時に連絡先とか持ってないため、これで合っているのかわからないながらも課題を全部自力でやっていました。
 対面だと移動時間を含めた逆算して行動することや何を着て学校に行くかと考える必要があったため、面倒くさいなと思いました。また、学校で対面授業がOKになってから交流は広がっていくのかなと考えていましたが、全然広がりませんでした。確かに友達との交流はzoomの時よりかは微々たるものですが多くなりました。しかし結局のところ、zoomでも対面でも自分から動かないと交流は広がらないことを痛感しました。
 残りの学生生活では社会人になってはもう経験できないバイトをしてお金を稼ぐことや、全部の都道府県に行くこと(現在は30都道府県)や日本語や英語が通じない自分とは違った文化がある国に旅行をしたいです。大学生という長期で自由な時間がある時だからこそできると思います。「若い時の苦労は買ってでもしろ」というように、学生のうちに色々な経験をしておくことは、引き出しの多さに繋がり、社会人になって働く時や日常の中で役に立つと考えているからです。