近畿支部

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電気ができる場所

近畿支部2008.10.13
今月初め、長野、富山におじゃましました。関西電力の黒部ダムや黒部川第4発電所の施設を見学してきました。 関西・近畿地方に送られてくる電力はここでも作られています。 DSCF4864.a.jpg 黒部ダム。夏場、秋の紅葉時期は特に多くの観光客でにぎわいます。 DSCF48551.jpg ダムには日本でも有数のトロリーバスでおよそ15分。長い階段の先に雄大な景色がありました。 難工事の黒部ダムを象徴する破砕帯箇所も通過します。異常出水の難工事の末完成したダムは 映画「黒部の太陽」などでおなじみ。わき水おいしいですよ。 DSCF4890a.jpg 黒部川第4発電所だけで33万5千キロワットの発電量があるとか。 大阪北部方面に供給されているそうです。電気なので目で確認できませんが・・・。 DSCF4867a.jpg 黒四発電所は、標高869メートル。自然景観に配慮して山にトンネルを掘って造った 水力発電所でした。 関西で使われる電力がこんな遠くの山の中で作られているのかと思いました。 DSCF4897.a.jpg 作業用のトロッコ・バッテリーカーに乗って移動です。 歌手、中島みゆきさんが紅白歌合戦に出場したとき、このトンネルの中で歌ったそうです。 DSCF4894a.jpg 第三発電所建設時の苦難を著した「高熱隧道」。現場はやはり暑い空気が漂い、硫黄の壁でした。 DSCF4900.a.jpg 富山側の出口、欅平駅です。ここから宇奈月駅まで1時間あまりトロッコ列車が黒部川沿いをコトコト走ります。 獨協卒業生でタレントの吉本多香美さん。父親で俳優の黒部進さんは、 富山の出身なので「黒部さん」というのだと獨協の先生に以前聞いたことがあります。 黒部川の流れは美しいものでしたが、 雪崩や地崩れなどで大きな被害も出る川だそうです。地崩れのあとも。 自然の恐ろしさを感じました。 関電のCMに出てくる「街の灯り」。 大阪から遠く離れた大自然の中で灯りにも利用する電力が 作られているんだと感じました。普段当たり前のように使っている電気。 電気を大事に使いたいと改めて思いました。 こんなサイトを見つけました。黒部ダムのこと、まとめてありました。 http://www.kurobe-dam.com/whatis/index.html