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獨協大学同窓会・近畿支部の活動やイベントなどの最新情報をお知らせします。

獨協の力を結集しよう。

>甚大な被害が出ている東日本大震災。だんだん状況がわかり、東北沿岸部のみならず首都圏にも大きな影響が出ています。心を痛めております。遠隔地ではありますが、被災学生らを同窓生の関係先で受け入れができないかなど被災地支援を要請に応じてしていきたいと思っています。
(それまでにできることを整理しておこうと思っています。)

初代学友会長で京都在住の横山清祐さんから、「近畿支部も全力で協力していこう」と激励を受けました。

>近畿支部では「できることをします」と大学学長室と同窓会本部に申し入れました。
具体的な要請や指示はまだありませんが、
その折りは状況に余裕のある同窓生のみなさんの協力をお願いします。
今回の事態を乗り切るため結束しましょう。

京都在住の卒業生から下記のような情報が寄せられました。多くの同窓生に知らせて良いかわからないのでとメールがありました。コメントに代えて一部掲載します。

@@@@@@@@@@@
京都の賢木(94年法卒)
このたびの地震にともなう被害にあわれている人々の数は、想像をはるかに超え、とても胸を痛くしている一人です。
私の人生でとても貴重な2年間を共にした敬和館の友達と直接連絡をして聞いたことを書いておきます。
TVでは見えないことがあり、驚いています。

ご支援されることを考えていらっしゃる方は参考になれば、お知り合いのいらっしゃる方面の様子がわかるようであれば幸いです。

1)群馬県大泉町
(三菱電器、日産の工場、日系ブラジル人多いことで有名)地震そのものの被害はたいしたことはない(揺れは大きかったが部屋にあるものが倒れたくらい)お店では、ビン類など、破損したものの損害は大きいだろう。
停電(予告)はあるが、なんとか大丈夫工場ラインが大変そう.
信号が作動しないので事故も多いので怖い
徐々に回復していくと思うが、各家庭の復旧よりも、公共のものからの復旧して、人々の二次災害、事故を防いでほしい
物品はない、、、といえばないが蓄えでなんとか凌げる。ガソリンの品薄が心配。
とにかく被災地を優先して救助、援助してあげてほしい。

2)岩手県北上市
地震当時は本棚が倒れたくらい。内陸なのでたいした被害はない。
3/15現在、水道・電気ともに復旧し普段と同じ生活ができている。

3)千葉県船橋市東船橋
11日金曜日は帰宅できず、12日に電車が動いているところまで移動(のりつぎ)、あとは徒歩で帰宅。
東電の計画停電に備えようと店に買いに行ったが、非常用の品物は皆無。ラジオ・懐中電灯のない夜を過ごしている(ろうそくのみ)
→即日、京都から必要物資を送り、1日半で彼女の手元に届きました。
15日現在、食べ物では牛乳と野菜が店頭で不足。
ほかの品物はあるが、みんなが買い控えに自然と協力している。
ここ2日の冷え込みで、暖房を控える(電力消費を考えた)ことをしすぎて、風邪をひいたそうです。
しかし、九十九里(千葉県鋸南町)の家族に私が送った牛乳を持っていくと言っています(電車が動いたら)ので、寝込むような風邪ではないと思います。
隣人に名古屋出身の方がいるようですが、名古屋の家族から送られてくるはずの宅急便が届かず、あとから送った私の荷物が先に届いたようです。


クロネコヤマト = 関西から関東へは1日1便のみ発送京都は16時すぎに京都のセンターから発送するそうです。
現在、茨城以北は配送できないと言われました。
窓口によっては関東への配送そのものを受け付けないというところもあるそうです。
クロネコヤマトのHPにはそういうことは一切書かれていなかったので、タイムラグがあるかもしれません。配送依頼するときに、職員の方に確認ください。

ゆうぱっく = 住所によっては最寄の郵便局留めになるケースもあるそうです。クロネコヤマトで配送を断わられたケースでもゆうぱっくはOKだったそうです。都内でしたら、京都を午前中に出せば24時間後には届けられた(16日着分)そうです

4)茨城県龍ヶ崎市
中学校教師なので11日は全校集会中(体育館)。
茨城では地震に慣れすぎているせいで、震度4くらいでは非難しようとしない。
一回目のいつもより大きい地震では、集会をそのまま続行。そのすぐあとに起こった同じかそれより大きい地震に何人かの生徒が棒立ちになったのを見て、集会をやめ避難指示。
そのとき、体育館の天井、壁がボロボロと落ちてきたので、生徒を誘導し終わる頃には、先生たちはここで死ぬんだろうと覚悟したそうです。
自宅(ひとり暮らしアパート)に帰宅すると水道管が破裂しており、2階だったが室内が水浸し。1階は2階の室内にあった水が天井から、水道管から破裂した水が床に、、、のダブルパンチだったようです。
自宅(龍ヶ崎ではないが車で1時間内)に非難。普通の生活が送れている。
中学校は電力供給が限られているので、授業はできず、先生は当番制で何人かが出勤しているようです。

5)茨城県水戸市
マンション住まいだったので、かなり強い、長い揺れで怖いという限度を超えていたと思う。
余震は続き、それも震度が大きいので気持ちが休まらない。停電と断水もあり、本当にたいへんだった。今は福島原発の放射線漏れのことがもっと怖い。仕事が損保会社なので、13日日曜日から出勤、対応に追われていて自分のことも後回しになっている。もっと悲惨な状況にある人たちがいるので贅沢は言ってられない。

6)埼玉県越谷市せんげん台
都内丸の内で勤務。ビル内で仕事中に地震があり、あわてて外に出たが、隣のビルのガラスが割れて、その破片が空から降ってきた。せんげん台の家族、家も問題なし。

計画停電のために14日は出社できず、15日からは間引き運転の列車運行のために2時間半かけて出勤。この疲労を軽減するために都内に身を寄せて出勤。

以上が同級生の様子です。
みんな口をそろえて、自分は大丈夫だから他の人を助けてあげてと言うのです。なんと頼もしいのだろうと毎日私が泣いています。

あとは私の親戚、知人の住むところからの情報です。
1)千葉県浦安市
地震の揺れは大きかった。
液状化現象は、一般住宅や一般道路、公園など。
高級分譲マンションは、大手ゼネコンがしっかり補強をして、液状化現象対策を建築時にしているので、その敷地内は液状化現象になっていない。
25階建のマンション、電力停止のため住民すべて階段使用余儀なくされる。高齢者は腰痛で動けない。高層部屋は冷蔵庫が倒れたそうだが、6Fに住む叔母のところは重いものは倒れてこなかった。

日曜日夜まで、固定電話不通、携帯電話(au)混線、あるいはつながらない状態続いた。都内で働く息子と連絡不通になったが、徒歩で帰宅。

現状ではエレベーターが復旧したことが何よりもうれしい。しかし、モーターで生活用水をポンプで上層部に運べないので断水状態が続く。一軒家や低層マンションはどうなのかわからない。浦安市からは、トイレ使用制限の発令あり。小はしていいが大は控えるように、、、、ということだが、スーパーでもトイレ使用不可となっているので、用を足すことができない。電車が動いているので、用を足すのに浦安市外に行かなくてはならない。

液状化現象によるドロとともにガスがでており、悪臭が最初の頃はひどかった。吸ってもよいニオイではないが、どのくらい健康に被害があるのか教えてくれる人はいない。外出すると気分悪いので、窓を閉め切って部屋にいた。いまは、そのドロが乾燥して、サラサラの砂になってきている。軽いので、わずかの風力でそれが空中に散布される。これがホコリっぽくて、かなりスモーキーな空気になっている
。基本的には物資は足りないが、息子の会社(大阪堺市が本社)が援助してくれ、生活に必要なものはすべて堺から送ってもらっているので、水以外、困るものは特にない。

2)新潟県十日町
長野県北部、中越などに頻繁に起こる余震のため被災。。。。家屋崩壊して避難していらっしゃる方がいるそうです。・・・・新潟県上越市の山中に住む知人からの情報です。

3)仙台市中心部
壊滅的とは言われているが、住めないが家の骨組みは残った家屋もあり。関西から様子を見に行きたいが、受け入れ体制ができていないので、家族の面会もできない。両親が高齢なので、仙台から関西へ呼んでも、仙台にはみんながいるから、自分た
ちだけ安全なところへ行くようなことはできない、と拒まれているそうです。

@@@@@@
自分の知り合いが、家を、家族を失ったわけでもないのに、こんなに不自由な生活環境にいることを聞かなければ知らないままだったと思います。
ちょっとでも気になる方がいれば、ぜひぜひ連絡をとってみてほしいです。

あと、義援金をどこに出せばよいのか悩みます。
さかき


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コメント

>今回の震災の影響で、大学も計画停電や余震などのため自宅待機などの措置がとられ、業務が進んでいないとのことです。同窓会本部がある旧図書館への入場が制限されているなど同様の状況です。
>学生を守るのに精一杯の状況にあるとのことです。こうした状況を察し、
当支部では大学などから支援要請があれば動けるよう整理しておこうと思います。
>当面、ブログなどで情報を発信し被災者を励ますことや、被災地の支部からの依頼があれば、直接支援をすることを検討しています。
近畿支部各位の協力をお願いします。
>同窓会本部からは各方面の申し出に感謝の意が寄せられました。要請することができたらすぐに知らせると伺いました。慌てませんので、その折りはお知らせ下さい。

投稿者:近畿支部 さん | 2011年3月18日 18:13

 近畿支部さんのお心遣いに感謝申し上げます。

被災地がそれぞれに困窮する事情に若干の違いはあれ、共通するもの=最優先するものは、ガソリンだと思います。
 私は何回も同窓会ブログの書き込みの中で申し上げていますが、先ずはガソリンです。
 被災地県庁に救援物資が届いていても、避難場所にはその物資が届いていません。
 そして、我が福島県においては福島原発事故に恐れおののきながらガソリンがないために避難もできずにいる人たちが大勢います。
 …ガソリンがあれば、ガソリンがあれば!です。

どうか、同窓会・獨協大学でせめて、国に対する要請書などを出してください。

 首都圏の電力は福島原発でまかなわれてきていたのです。福島県民が首都圏の電力の犠牲になってもよいのですか?

  多少、興奮気味の文章になっていますが、本音であることに間違いはありません。

投稿者:☆さん さん | 2011年3月18日 21:17

岩手県支部です。
コメント、ありがとうございます。
また、多くの励ましの言葉を頂きましたこと、心から感謝申し上げます。
沿岸部に住む同窓生の安否が、少しずつ分かってきており、安心しております。
もう少しで、灯油やガソリンも手に入るようです。
ただ、ただ、頑張ってくださいとしか言いようがありません。
福島の皆さん、お体を大切になさってください。

投稿者:Kick さん | 2011年3月19日 16:46

海外のドイツ支部の方も行動を起こしているのに大学・同窓会本部そしてその役員の人たちは何をしているのですか?
あなたたちにも多少の被害はあるかもしれませんが津波や原発事故の被害にあってる人たちに何かしてあげたいと思わないのですか?私はとりあえず街頭募金をしていますが同窓会本部役員という要職にある人たちの行動がまったくみえてきません。あなたたちは何もしないのですか?大学当局に対する働きかけもしないのですか?
いま行動しない獨協は、今後の東北ではまったく相手にされなくなります。

投稿者:私も同窓生 さん | 2011年3月19日 20:06

励ましのお言葉、とても心強く感じております。
ありがとうございます。

今のところ私個人の最大の懸念事項は原発です。
こればかりは政府と東電の作業を見守るしかないですね…。

投稿者:カンノ@福島 さん | 2011年3月20日 06:48

凄惨な被害が出た阪神大震災以上に、今回の震災は原発事故や計画停電などで機能が低下した首都圏を巻き込んだ複合災害になってしまいました。
>地理的要因も加わり、支援の手が不十分なのが残念でなりません。状況の許す限り現地の声を寄せてください。

>このHPは書き込みがそれほどありませんが、見ている人が意外に多いことを知りました。同窓生の皆さん、長期戦です。一声かけることだけでも良いです。何ができるのかいろいろな視点で共助考えていきましょう。

投稿者:近畿支部 さん | 2011年3月21日 07:45

獨協倶楽部スタッフで、倶楽部のイベントやブログ更新をしております。
大変遅ればせながらコメントさせていただきました。

近畿支部さま始め、各支部ブログで皆様の温かく真剣なお心にとても感動いたしました。ドイツフランスからもこんなにも熱い思いが寄せられていることは、きっと被災地の方にも伝わっていることと思います。

個人的なことを書かせていただきますと、地震当日は帰宅難民となり都内を8時間ほどさまよい、知人宅に身を寄せてなんとか翌朝帰り、その後はすぐに実家宮城の安否確認や自宅の防災対策などを慌ててバタバタとやっておりました。お陰様で家族皆無事でした。

先週一杯自宅待機でしたが、体調も崩したりとにかく混乱しており、ようやくこの週末で日常を取り戻せたような気がします。
たいした被害もないのに何もできず、被災された方々には大変申し訳ないと思いつつ、今やっと、少しずつ出来ることから始めていこう、というゆとりが出来てきたところです。

個人的には節電(家中の未使用のコンセントはぬく、お風呂は電気を付けずにキャンドルを灯してはいる、など)と、ペットボトルの水は買わずに毎日家中の鍋に水を汲み置きして断水に備えることにしています。

電車もようやく動き出し、明日から出勤できます。倶楽部でも何かできないかと同窓会事務局に投げかけ、ただ今指示待ちです。

近畿支部さまがおっしゃるように本当に長期戦。みんなで声かけあって、力を合わせて頑張りましょう!

今はできることをできる人が、少しの力でもたくさん集まれば必ず大きな力になると思います。

それを信じて。

投稿者:毬 さん | 2011年3月21日 13:45

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