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獨協大学同窓会について、獨協大学同窓会会長 大曲敏之がブログで語ります。

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会長ブログ最終号

枯れ葉舞う季節、同窓生の皆様におかれましてはますます御健勝のこととお慶び申し上げます。

平素は同窓会活動にご理解ご協力をいただき、厚く御礼申し上げます。

さて、このたび11月17日に開催されました社員総会において任期満了により一般社団法人獨協大学同窓会会長の職を退任いたしました。

6年間の在任中はご高配ご厚情を賜り誠に有難く御礼申し上げます。

なお、後任には岩崎賢三(1970卒・英語学科)が就任いたしましたので、引き続きご厚誼を賜りますようお願い申し上げます。

平成24年11月22日(木)
大曲敏之


学生センターオープニングセレモニー

10月10日、学生の主体的な活動と交流の活性化をサポートする待望の新施設「学生センター」が完成し、オープニングセレモニーが行われました。

学生センターは、「すべての学生が利用できる開放的な施設」と「部室棟」との両機能を備えると共に、太陽光発電や自然換気、井水熱利用による床暖房等をはじめとする省エネシステムを導入した施設でもあります。

ホールの舞台装置の一宇を同窓会から寄付いたしました。

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銘板がセンター内の柱に取り付けられています。

旧部室棟とは様変わりして全面的に開放的な空間になっています。

今後は13日の道場開きがあり、その後に本格利用できるようです。センター内にはSUBWAYが設置されています。

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獨協大学第45回卒業式

第45期の卒業生の皆様ご卒業おめでとうございます。

梶山学長の高邁(こうまい)かつ慈愛深い式辞、並びに寺野理事長のお言葉をここに出席されている皆様とともに感銘深く聞かせていただきました。

卒業生の皆様もお聞きになりながら様々な思い・感慨を胸にしておられることと思います。

又、ご臨席の御父兄のお慶びも一入(ひとしお)であり、またひとつ肩の荷が下りた心境なのかもしれません。

ご指導に当たられた先生方のお慶びもさぞかしと拝察します。

申し遅れましたが、私は先程ご紹介いただきました一般社団法人獨協大学同窓会会長の大曲敏之です。

昨年3月11日に発生した東日本大震災から早1年が過ぎました。

同窓会では昨年、東北三県に在住の卒業生に対し、安否確認の葉書きをお送りしました。

新聞記事で1名の方がお亡くなりになっておられるのは存じておりましたが、返信の葉書きによりさらに1名の方がお亡くなりになっていることが判りました。

ここに改めて哀悼の意を表するとともに被災された同窓生の皆様をはじめ、関係者の方々には心よりお見舞い申しあげます。

そして以前のような生活に早く戻れますよう祈念するばかりです。

私は獨協大学同窓会会長としてこれから卒業される皆様に、『同窓会とは』と説明したい気持ちをぐっと堪(こら)えて、社会に巣立ったばかりの若い皆様が様々な場面で出会う、少々耳の痛い話をしてみたいと思います。

大学生活から社会生活へと変わる時に良く聞かされる言葉です。

その時にどう対処するか、どう対応できるかで評価が分かれます。

私が今までに聞いた社会人初心者への苦言の一部です

1.挨拶がきちんとできない
2.メモを取らず同じ事を何度も聞く
3.敬語が使えない
4.雑用を率先してやろうとしない
5.ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができない
6.同じ間違いを繰り返す
7.普通の返事ができない
8.自分のミスをあやまらない
9.指示待ちで自分から積極的に動こうとしない
10.プライドが高く知ったかぶりをする
11.忙しい先輩に「手伝いましょうか」の言葉もなく帰るなど協調性がない
12.仕事中の私語が多すぎる
13.注意すると逆切れする
14.仕事の優先順位がつけられずパニックになる
15.好き嫌いで物事を判断し、露骨に態度に表す

となっています。

15項目を上げました。

以上の事柄は私も含め過去言われ続けてきたことかもしれません。

何もこの場で言わなくてもまた聞かなくてもいいのではと思われるかもしれませんが、あえて申し上げました。

卒業後どのような形で社会生活を過ごすかは別としても世間の目はあるときは優しく、あるときは想像を超えて厳しいものがあるものです。

先程、申しあげた事柄は誰でも最初からは出来ないことかもしれません。

しかし其の事にいかに早く気がつき、いかに早く修正できるかです。

その『出来る』『出来ない』の差が大きいのだと、私の経験は教えてくれました。

最後に、卒業をされても皆様方は母校獨協大学のために、いい意味での圧力を掛け続けていただきたい。

様々な意見を投げかけていただき、皆様の後に続く後輩達のために、益々母校が発展・継続するように見守っていただきたいと思います。

正門前の石碑に建学者天野貞祐先生の「大学は学問を通じての人間形成の場である」の言葉が刻まれております。

その言葉が本日卒業される皆様の心に刻まれ、今後の人生において自分自身の中で確実に確認できる日が来ることがあるのだと思います。

大いに恥をかいてください。

失敗が出来るのは若さの特権でもあります。怯む(ひるむ)ことなく前へ前へと進んでください。

本日はご卒業おめでとうございます。

皆様のこれからのご活躍をお祈りいたします。


ラジオ福島で番組

頌春、本年もよろしくお願いいたします。

同窓会では東北復興支援の一環として被災地の同窓生を激励するラジオ番組を制作しました。

福島県支部副幹事でもあるラジオ福島の山路アナウンサーが聞き手となり進行する内容です。

第一回目として趣旨説明も兼ねて先日スタジオに行ってきました。

母校獨協大学のチャイムが鳴ると番組スタートです。

山地さんの進行が上手だったのでNGも出さずに収録できました。

被災地の同窓生やご家族の方々に声だけでどこまでメッセージをお伝えできるかわかりませんが、皆様方への支援の一助になればと思っています。


営 業 終 了

同窓会館獨協倶楽部は平成2年5月にお茶の水にオープンしました。その後平成8年7月に銀座に場所を移してリニューアルオープンし営業を続けてまいりました。この間21年7ヶ月の長きに渡って、会員の皆様並びに同窓生・卒業生の皆様方に数多く利用していただき誠にありがとうございました。
この同窓会館獨協倶楽部の開設にご尽力いただいた同窓会の歴代会長並びに理事の諸先輩の皆様、運営面で協力いただいた専任者の皆様、在学中にアルバイトをしていただいた学生の皆様にも心より感謝を申し上げますとともに重ねて御礼申し上げます。
すでにご承知のこととは思いますが、誠に残念ながら今月22日をもって営業を終了することになりました。私の会長職のときに継続する知恵と力が無く皆様方からはお叱りを受けることになりますが、この度の営業終了に関しましては何卒ご理解ご了解をいただければ幸いです。
個人的な思いとしましては、銀座のとあるお店の会員になって常連客の一員として行きつけの店があるというのは、ある面心地よくまた何かステータスの様なものも感じていました。倶楽部は思いで深き様々なシーンを演出してくれた場所でもありました。友人とまたは同窓生と貴重な時間を過ごす事ができました。倶楽部の醸し出す雰囲気、不思議な空気感には一種の安心感さえありました。これは私だけのセンチメンタルな独特な思いかもしれませんかもしれませんが、皆さんは如何でしたでしょうか。
今後は同窓会館獨協倶楽部は皆様の前から姿を消しますが、いつの日か同窓会で検討され、皆様方の声が大きく集約されたときには新たなる形で姿を現すこともあると思います。

ご利用いただいた皆様方には「ありがとうございました」の一言としかお伝えできませんが、どうかまた集う日までお元気でお過ごしください。

「ありがとうございました」

                                 平成23年12月19日
                                 一般社団法人
                                 獨協大学同窓会会長 大曲敏之