獨協学生の思い出の味 質も価格も大人向け?~ それゆけ!鮭ヤロー ~
みなさんこんにちは。最近、複数の学生から「鮭ヤローが移転した」という情報を聞いたので、我々取材班も「それゆけ!鮭ヤロー!」を再訪。
それでは、渾身のレポートをどうぞ。
鮭ヤローは、現役獨協生の認知率100%の自称 松原団地駅(獨協大学前駅)で一番安い居酒屋(自ら看板に記載)。「夜の学食」ともいわれるほど獨協生が多いことで有名。私は今のところ、鮭ヤローを知らない学生に会ったことが無い。
移転後の鮭ヤローは松原団地駅から徒歩3分程度の場所に移転(移転前も移転後も松原団地駅近くであることは同じ)。以前、かまどか(チェーン系居酒屋)があった場所と言えばわかるかな?(と言っても、かまどかを知っているのは30歳以下までの同窓生かも)
こちらが移転前の鮭ヤロー外観。見た目が派手な木造2階建てだった。大人が本気で建物を押したら倒壊するのではないかと感じるような建物だったなぁ。店内は獨協生の大声で、常にすさまじいカオス状態。注文もできないくらい騒々しい店だった。
移転後も角ハイボール50円、ドリンク99円、生ビール280円という激安ぶり。やっぱり「鮭ヤロー」はこうでなくっちゃね。
入り口には雄飛際のポスターが貼ってありました。いよいよ明日から雄飛際。気分が盛り上がるね。これからも鮭ヤローは獨協生と共に歩む店です。
さすが、かまどかの跡地のため(居抜き出店?)以前の鮭ヤローでは考えられないような高級な机、イスなどの店内設備(それでも普通の居酒屋レベルだが)。だって以前の鮭ヤローは、ビールのプラスチック製の通い箱(業界用語でいうピーバコ)をひっくり返してイスにしていたような店だったもん。
ハイボール50円は嬉しい。これならお財布を心配せずに何杯でも飲めるね。
やっぱりありました。鮭ヤロー名物「えびせんのお通し」380円。あれ?たしか以前は300円だったような・・・
こちらが50円ハイボール。これを3杯飲んだ私はルンルン気分。(この表現、昭和生まれがバレてしまう)
雲行きが怪しくなってきた。鮭ヤローなのに500円を超えるメニューが並んでいるぞ。以前では考えられない高価格だ。まるで、吉野家(牛丼屋)に入ったら、牛丼が1杯500円と言われたような気分。
こちらが500円のオムそば。一口食べると・・・・「おいしい!!そして量も多い」。以前の「量少な目・味普通・価格激安」の鮭ヤローではない。
こちらのチキン南蛮も悶絶するほどおいしい。まさに「うまい うますぎる 〇〇まんじゅう」のCMが頭に浮かぶ(埼玉県人限定のネタだったらごめんなさい)。
そこで、若くて超かっこいい男性店員さんに話しを聞いてみた(気遣いが素晴らしい方でした)。
やはり移転後は、料理の価格を少し上げ、品質を高めたとのこと。ただ、飲み物は移転前のままの価格で提供。だから料理は普通のチェーン系居酒屋価格で、飲み物だけが異常に安い店になったことを納得。
今でも獨協生が多数来店し、売上も減っていないらしい。(ただ取材した日は中年の客が多く、ゆっくりと落ち着いて食事ができました。私はこういう店がいいな)
しかーし、店内には「デステキーラ」なる危険な飲み物メニューが貼ってあるではないか。グループ全員での挑戦は禁止とのこと。お酒が苦手な学生が無理やり飲まされると・・・大変な状態になりそうだ・・・・
やっぱりこの辺りは、昔の「鮭ヤロー」の残り香を感じるな。
店内には、東武スカイツリーライン沿線4大学共同の「学園祭スタンプラリー」のチラシがありました。
帝京科学大学(北千住)、日本工業大学(東武動物公園)、文教大学(北越谷)、獨協大学(松原団地)が手を組んだんだね。お互いがんばりましょう。
帰りに以前、鮭ヤローがあった場所に行ってみたら、更地になっていました。少し悲しい気持ちになりました。