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2008/6/10
トルコ共和国のギュル大統領ら一行が6月7日、本州最南端の町、串本町を訪問し、100年以上前に串本沖に沈んだトルコの軍艦エルトゥールル号の乗組員死者を追悼する式典が行われました。トルコの大統領が和歌山県を訪問するのは初めてです。
ギュル大統領一行は、現地で熱い歓迎を受けました。
エルトゥールル号は1890年に日本から帰国の途中、暴風雨に遭い、串本沖で沈没しました。
地元の人が救助にあたったため、日本とトルコの友好の輪が広がりました。当日は地元の小中学生が追悼歌を合唱しました。「飛んでイスタンブール」の作詞者で和歌山市出身の及川眠子さんもトルコ人のご主人とともに参列しました。
献花など式典のあとギュル大統領と婦人ら一行が記念撮影しました。
串本町大島沖の太平洋です。約580人の乗組員兵士が命を落としました。
現場付近の海域では今年になってトルコ側が海底を捜索し、遺品の一部が見つかりました。
100年以上前に地元住民が救助に当たったことがきっかけで日本とトルコの友好が広がっている・・・。
獨協でもより一層、心と心が通じる国際人教育をしてほしいと思いました。
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