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ありがとう三木鉄道

3月末で兵庫県にある小さな鉄道が廃止になりました。
刃物の町三木市とJR加古川線の厄神駅を結ぶ三木鉄道です。6キロあまりの小さな鉄道です。
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播州鉄道・国鉄三木線などを経て第三セクターの三木鉄道として住民の生活を支えてきました。
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30年ほど前の小学校時代に母親の実家が近かったので一度乗りたいと思っていました。
20年ほど前途中の駅から一度乗ったことがあります。
その後機会がなく、一度乗り通してみたいと思っていました。
三木駅は初めてです。産経新聞などが廃線記事を書き出したので私は廃線を知り、
3月のある日お別れに行きました。
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レールバスがコトコト田園風景の中を走ります。

駅舎は木造。鬼瓦が印象的でした。

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タブレットと呼ばれる信号の一部のようなものを使って安全確認します。
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ほのぼのした駅。切符の販売は原則なく、料金を降車時に料金箱に入れて下ります。

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地元の人たちもお別れの気持ちを「のぼり」に書いて駅や沿線に立てました。
赤字が拡大して廃止になり、バスが走りだしました。
皮肉なことに3月に乗車したときは満員でした。加古川線を軸に三木、北条、鍛冶屋の支線が出ていました。三木線の廃線を機会に北条鉄道クローズアップされています。ついでに乗りに行く人も。

鉄道を敷設した当時の人はどんな気持ちで鉄道を造ったのでしょう?
今敷設したらいくらかかるのか?そんなことを考えると鉄道を残したいと思いました。
マイカー社会ですが、鉄道を大切にしたいものです。

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コメント

 生まれも育ちも関東ですが、一度だけ乗ったことがあります。普段乗っているわけではないので言う資格はありませんが、鉄路が失われるのは寂しい限りです。
 私の家の近所では、逆に3月30日に新しい鉄道が開業しました。生活が便利になるわけではないですが、大切にしたいと思います。

投稿者:東京オリオンズ さん | 2008年4月 2日 22:26

アメリカでは、廃止になった鉄道路線が歩行者と自転車の専用道路して残され「グリーンロード」と呼ばれていることが書かれた記事を読んだことがあります。あるグリーンロードは、カナダ方面からアメリカ大陸を縦断してメキシコ国境近くまで続いています。私の住んでいる町(オーストラリア)にも鉄道が通っていますが、現在は貨物だけの運搬になっています。車社会の今の状況が今後もずっと続くことは保障できないと思っています。いずれまた鉄道に頼る時代が訪れるかもしれません。そんなことを考えるとグリーンロードや貨物線として「鉄の道」を残しておくのは必須のことかも。
三木鉄道の今後が気になるところです。

投稿者:Uluru さん | 2008年4月 9日 21:58

三木鉄道には、子供の時からの思い出があります、まだ貨物列車が運転されているとき、毎日母と一緒に毎日見に行っていました、だからよけいに三木鉄道の廃止には万感の思いがあります、これ以上、鉄道の廃止見たくありません、何とか残せないですか?みんなで赤字鉄道を盛り上げませんか?三木鉄道の廃止を鉄道の廃止最後にして欲しいです、三木鉄道ありがとう、思い出は永遠に・・・・

投稿者:UMA さん | 2008年4月10日 22:09

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