大学で落語 会長ブログ2009.10.05 先日の土曜日、民間奨学生交流会が開催されました。大学独自の奨学金ではなく、民間の奨学金受給者が対象の会です。勿論、同窓会から支給している奨学生も参加しています。 この交流会では現代の名人と言われる噺家の柳家さん喬師匠をお招きして「柳家さん喬 独演会」が開かれました。 正直に言って、私は寄席に足を運んだことがありません。文庫本で古典落語を読んだことはありましたが、テレビ寄席・ラジオ寄席くらいしか体験しておりませんでした。この交流会で生の落語を聴くことができたことは、貴重な体験となりました。 独演会では、柳家さん喬師匠から、そもそも落語とはなんぞやと言うところから話は始まり、普段使う言葉の変遷を面白おかしく歴史的解説を織り交ぜ、また社会学的見地からも幅広く話がありました。後半は古典落語の演目である「井戸の茶碗」を演じていただきました。時間の関係で全部ではありませんでしたが大変面白く聞くことが出来ました。しばし集中して古典落語を堪能することが出来ました。余生は寄席に出かけてみようかと思いました。おあとがよろしいようで。(笑) 山形県支部総会 一覧へ 福島県支部総会