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卒業式祝辞

卒業生の皆様おめでとうございます。

ご父母の皆様並びに関係各位の皆々様本日は誠におめでとうございます。

本日の良き日を迎えるにあたり、学生諸君はもとより、ご父母の皆様並びに関係各位の皆々様におかれましては、お喜びもひとしおではないかと推察いたします。

さて、本日卒業生の方は学び舎である獨協大学を巣立っていかれるわけですが、今日は皆様に人生の虎の巻の話をしたいと思います。

何よりも私の卒業式だったらそれが一番聴きたかったからですが、私流の虎の巻きには多くのことが書かれているわけではありません。

興味・刺激・時間の三つの言葉に集約されます。

興味イコール好きなこと、好きなことを仕事にしろ、と言いたいところですが、必ずしも好きなことだけをして仕事に成功している人はそうは多くないのです。

成功している人の大半は単に好きなことを仕事にしているだけではなく、気になって仕方が無い大切な問題を解決することに没頭しているのです。

猪突猛進とでもいいましょうか、わき目も振らずに仕事に没頭する。

課題を発見しその問題を解決する喜びを知る、だから没頭できる。

このような仕事を見つけるのは容易なことではありませんが、それが見つけられると皆さんも人生の成功者の仲間入りが出来るかも知れません。

二つ目は刺激です。

私たちの時代の刺激の源は反骨精神ではなかったかと自分なりに考えておりますが、自分の先輩や、目上の人で出来る人がいると、追いつき、追い越せ、負けてなるものかと目の色を変えて頑張ったものです。

しかし今は時代が代わり、いかに自分の周りに刺激的な人間を沢山持つかがキーではないでしょうか。

刺激し合える仲間がいることで切磋琢磨していく、その意味では、学生時代の刺激し合える仲間がいることは大変重要なことだと思います。

最後は時間です。

良く言われることで、人間の一生は約三万日だと。

皆さんも今日までで、ほぼ八千日は消費しているわけです。

そのように考えると一日一日を無駄に出来ないと考えることが出来ます。

私は決して完璧な人生を送れと言っているわけではありません、試行錯誤、山あり谷あり、大冒険の人生で更なる高みを上り続けて欲しいと思います。自分の人生を面白く生きて下さい。

三万日のうちの大半を消費してしまっている皆さんの先輩として、エールを送ります。  

ご卒業誠におめでとうございます。

一般社団法人獨協大学同窓会
会長 岩崎 賢三

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