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今春卒業する皆様へ 須藤同窓会長からのメッセージ

卒業生の皆様、ご卒業誠におめでとうございます。
ご家族、そして関係者の皆さんにも謹んでお慶びを申し上げます。
全国9万人の同窓生を代表して、本日から同窓会の新会員となられる方々を歓迎すると同時に、学問を通じて人間形成に努められた新しい同窓生諸氏の実社会での今後のご活躍を心から祈念する次第です。

本年度に卒業生される皆様は、新型コロナウイルスの感染予防対策によって、卒業式・大学院授与式が中止となりました。この日を心待ちにされていた卒業生をはじめ、ご家族と関係者の皆様や私どもにとりましても誠に残念な事であります。ただ、この事は一つの歴史的な史実として永く語り続けられる事は間違いありません。

一方、本年度の卒業生は、在学中に50周年記念館(西館)の新設と最寄駅の東武鉄道の駅名が「獨協大学前 草加松原」に改名されるという二つのとても有意義でエポックメイキングな出来事という共時性の体験ができた幸せな世代であったとも云えます。学問をする教育機関は自由で伸びやかなキャンパスを提供する事が大切です。50周年記念館を含め、獨協大学のキャンパス空間の最適化には自然環境と人間との深い関わりが研究専門分野である犬井学長の知見と配慮が随所に活かされ、またそのキャンパスの所在地を全国的に周知させる事となった駅名変更の実現も大学関係者のご功績の賜物とこの機会に心から深く感謝申し上げます。

さて、一般社団法人獨協大学同窓会は会員の親睦と母校の後方支援を目的に、現在、全国26支部海外5支部の支部活動を行っております。奨学金の助成、ワークショプ、就活応援などを実施しております。 今年は東京都支部も開設予定です。いつでもどこでも母校の仲間たちと出会える機会と場の提供に取り組んでおりますので、どうぞ是非ご参加ください。 実社会で既に活躍されている様々な世代の同窓生の温かさに触れる事が出来る筈です。

私たちは、日常的な枠組みの中で平和に過ごすことができると考えがちであります。 しかし、実際には感染病や自然災害に加え、思想や宗教そして民族間の対立や抗争、私達の周囲には主に人間が原因で引き起こされて脅かされる社会的リスクが存在しています。これから実社会に雄飛される卒業生の皆様には獨協大学で学んだ知識と経験を土台にして、引き続き自己研鑽を続けていただく事を期待しております。 自己利益の追求ではなく、地域社会や人の為に役立ってこその獨協人という誇りと矜持を持って、様々な課題に立ち向かい、社会に役立ち、社会から信頼される一人になって頂きたいと願ってます。 皆様とのご縁を大切にしつつ輝かしい未来にエールを贈ります。

一般社団法人 獨協大学同窓会
第11代会長 須藤 明弘

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