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上海同窓会が正式に上海支部となり設立総会を開く

上海支部2008.12.23
上海獨協大学同窓会は11月22日獨協大学同窓会評議員会にて正式に上海支部として設立を認められ、12月18日に設立総会を開いた。同窓会としては、今年5回目の同窓会であり、現在の会員数は45名、そのうち今年最高の17名が参加した。そのうち、初参加者は6名(参加者の35%)、2回目以上の参加者が初めて初参加者を超えた。 今回は初の韓国人留学生が参加され、日中韓による国際的な広がりを見せた。   今回の開催場所は国際貿易センターと日本大使館の間に位置する日本料理屋「栄」で、伝統的な日本料理を楽しみながら、日中韓の留学生が一堂に集まり、獨協大学同窓会の旗の下、獨協大学上海支部設立総会を開いた。 獨協大学から大学名の入ったキーホルダーが贈られ、大学から認められた同窓会としての実感と大学時代への思い出が蘇る契機となった。また、2回以上出席された方は、獨協大学同窓会の旗を見て、正式な会として発足したことを実感した。獨協大学ニュースや経済学部の会誌「ネットワーク経済」を見て、獨協大学の発展を肌に感じる機会となった。 「上海に住む中国人の恋人と一緒に暮らすため、会社の上司に上海赴任を嘆願しました。その願いが叶い上海赴任をすることができ、今年の国慶節に結婚式を挙げました」と韓国人の朴さん(99年経済卒)は遠距離恋愛から結婚に至るまでのエピソードを語った。  一方、「上海に単身赴任してまだ2か月、日本人は一人だけという環境で働いています。今回は、すがるような気持ちでこの同窓会に参加しました。同窓生と語ることで、とてもストレス解消につながります」と熊田さん(99年法律卒)は語る。 中国人留学生OBの周さん(97年経営卒)は武政(00年法律卒)に紹介されて同窓会を知り、ついに今回初参加となった。周さん曰く「もともと上海生まれの上海育ちですが、なかなか中国での生活に慣れない。中国人の嫌な面ばかりが気になり、日本に帰りたいなと考えています」と語っていた。中国人留学生も、日本人と同じように中国での生活に悪戦苦闘している。国籍は異なっていても、悩んでいることは非常に似ている。新野さん(85年英語卒)は「ネットワーク経済の記事をみて、まさに昨日会社で起きたことが書かれていて、中国人ならではの問題だと実感した。皆さん、本当に同じような悩みを抱えているのですね」と語っていた。 昨今、日本の景気が冷え込んでいるのに加えて、日中間の為替レートでは円高が進み以前1元15.89円まで上がっていたレートが現在では12円まで下がっている。そのため、日本人の人件費が会社のコスト比率が高くなり、コスト削減のため日本人は減らされる傾向にあり、日本人は1人だけという会社も増えてきている。そんな話題の中、「今更日本に戻って、日本で幅の狭い仕事をすることができるか、ちょっと疑問ですね」と岡田さん(96年法律卒)は語る。 異業種異業界でも、中国では皆共通の悩みを抱えながら働いている。「ここで出会ったのも何かのご縁です。日本人同士の会合の中でも、獨協大学で獨協ランチを食べた仲間との会合は特別なものを感じます。皆さん、色々と助け合っていきましょう」と品川さん(80年法律卒)の言葉が重みを増してきている。 獨協の門をくぐり、卒業した後も異なる環境で同じ苦労を共にしている仲間だけにその団結力を高めていきたい。そのためにも、気軽に楽しめるゴルフの交流を開くことも検討していきたい。 ☆年間を振り返って  1年間に5回の会合を開くことが出来、5名からスタートして45名にまで増やすことができ、リピーターの比率も増えてきている。これも、同窓会員同士の色々な方々のご協力があって成しえてきたものである。今後は、出席者の人数と出席者のRepeater比率を更に高められるよう、定期的に開催し、様々な企画を打っていきたい。 来年度も年間5回の同窓会を開催し、ゴルフ交流やファミリー参加型の同窓会も検討中です。 次回は2月に「セレブなレディース」をテーマにした同窓会を開く予定。 上海ブログが開設致しましたので、下記にアクセスしてみてください。 上海支部ブログ|獨協大学同窓会 https://www.dokkyo.com/shibu/shanghai/ 上海に駐在しているOB・OGの方、上海に留学中の方も、是非ご連絡、ご参加ください。 連絡先:大川原(ohkawara@yuantong.cn) 081223-1.JPG