同窓会奨学金

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奨学生通信 「 発展途上国に日本の情報力と技術力を伝えることが夢 」

同窓会奨学金2023.04.18

同窓会奨学生から近況報告が届きました。
みなさまのご支援を活かしてどのようなことを学んでいるのか、ご紹介します。

2020年に入学してから早いもので3年が経ち、来年には卒業が控えています。入学した当初から完全オンラインでの非対面授業でしたが、現在では8割方の授業が対面での授業に切り替わっています。コロナウイルスにより様々な我慢を強いられてきましたが、今ではコロナ以前の活気のある獨協大学に戻りつつあります。

大学では言語学や第二言語としての英語教育について学んでいます。学習指導要領が改定され、今では小学校から英語の授業が始まり、中学校からの授業では英語が教授言語、つまり英語で英語を学びます。2022年に行われた英語能力指数ランキングによると依然として第二言語として英語を用いる111カ国中、80位とまだまだ改善の余地があります。昨今のグローバル化に伴い、英語が果たす役割は非常に大きくなってきています。将来を担う彼らに焦点を当て、どのような課題があるのか、その課題を他国はどのような教育を用いて改善しているのかについて学ぶことは、間接的にではあっても先進国である日本の成長に寄与するという点で非常に大きな意義があります。

同窓会奨学金を頂いて昨年の夏にベトナムに3週間バックパッカーに行ってきました。この経験を通して感じたのは、私達が当たり前のように享受している環境は恵まれているということです。ベトナムに限らず、発展途上国が発展途上国であるのには理由があります。社会的な安全があって、教育のリソースがこんなにも充実しているのは当たり前のことではありません。だからこそ、将来は日本の情報力や技術力を発展途上国へ橋渡し出来る職に就き、社会に貢献していきます。 ( 英語学科4年 R.I )