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卒業生の本「水無月の雨 細川家騒動」

卒業生の斎藤 光顕さん(1972年経済学科卒業)の本の紹介です。

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「水無月の雨 細川家騒動」 
価格 ¥1,485(本体¥1,350)
郁朋社(2020/01発売)

細川忠興の妻玉(ガラシア)の死を招いた関ケ原の役以降、激動する時代の中、夫忠興が如何にして家を存続させていくか新たな戦いが始まる。そこに忠隆、興秋、忠利という三人の息子たちの思惑が絡み合い、互いの意地と意地がぶつかることで生じる葛藤を炙り出す。大坂夏の陣に至るまでの細川一族の内幕に迫る作品です。

著者メッセージ

これまで主に兵法に関する時代小説を多く手掛けてきましたが、「水無月の雨 細川家騒動」では関ケ原の役により豊臣家が弱体化し徳川体制が確立していく中、細川家中において新しい時代を受け入れていこうとする者、どうしても受け入れることができず離反していく者など混沌とする中、生き残りをかけギリギリのところで何を選択し、何を捨て去るか忠興親子がぶつかり合い苦悶しながら道を切り開こうとしていく様を史実に基づき描いた作品となっています。

著者プロフィール

斎藤 光顕(さいとう みつあき)
1948年 東京都生まれ 72年獨協大学経済学部卒業。同年4月電電公社(現NTT)入社。2012年 NTTファシリティーズ退職。在職中の2007年『新陰流 活人剣』で歴史浪漫文学優秀賞受賞。著書に『新の陰流』、『細川忠利 兵法異聞』、著作に『夢の彷徨』、『村上春樹の惑星群』等がある。

上記内容は本書刊行時のものです。


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