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獨協大学同窓生で食品の製造・流通に関わる有志が集う「真心芯会」（サンシンカイと読む）は第三回総会を11月14日、東京六本木のアメリカンクラブで開催した。
同会は昨年11月に「食品業界に従事するものが親睦・情報交換を図りながら、食品業界の発展をめざす」という主旨のもと発足、第三回総会では90名以上が参加した。
会の事務局長を務める寺山昭英氏（?テラ・アソシエーション社長）が、現在までの経緯を報告。名簿の登録メンバーは110名を超えていることを明らかにした。
会長も水足眞一氏（三井食品?社長）が会の名称について、 “三つのシンを打つ”として、落語の真打ちの言葉に代表される“真”、感動を伴う“心”、中心を確実にとらえる“芯”の三つが名称の由来であることを説明。原料の高騰など様々な問題が起きている食品業界でも、しっかりとした心のある商いが必要な事を確認した。
総会議案では年一回の総会の開催、年会費の活用方法について確認したほか、新理事に名取三郎氏（?なとり社長）の就任を決定した。
また、今回はゲストとして映画監督の細野辰興氏が出席。昨年公開された食品会社を舞台にした映画「燃ゆるとき」の撮影秘話をお話いただいた。
理事の木下紀夫氏（シマダヤ?社長）の乾杯で懇談となった。
懇親会中には獨協大学同窓会の大曲敏之会長も駆けつけ祝辞を述べたほか、キャリアセンターからの近況報告も行った。
さらに来年度に食品業界に就職が内定している在校生も参加した。
中締めの挨拶は副会長の相馬義比古氏（?ニチレイフーズ社長）が行った。

映画監督　細野辰興氏（76年英語卒）

真心芯会　会長 水足眞一氏（三井食品?社長、72年仏語卒）