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卒業生の本『塔のこたえ/水筒の中の魚』

英語学科OB 髙橋晋輔さんの小説『塔のこたえ/水筒の中の魚』が8月15日に発売されます。

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◆定価:660円 (本体 600円)

◆判型:A6並

◆ページ数:148

◆発刊日:2021/08/15

◆ISBN:978-4-286-22843-3

文芸社サイト

内容紹介

二人の子供と貞淑な妻、三ツ木の家庭は、絵に描いたような「理想の家族」。しかし閉塞感を感じ、彼は人妻の珠貴と関係を持ち、詩を綴るのだ......『塔のこたえ』。田崎は子供の出来なかった妻と別れて以来、50代半ばの自分を子供扱いする母親と暮らしている。変化のない生活に、少年時代、捕まえて水筒の中に封じ込めた魚を思った......『水筒の中の魚』。

中年男性の視線を通じて、 家庭の在り方や心の機微を繊細に綴る小説二篇を収録。

著者紹介

髙橋 晋輔(たかはし しんすけ)
1964年12月28日生まれ。
香川県出身在住。
獨協大学外国語学部英語学科卒。
在学時より趣味として小説やエッセイを書いていたが、卒業後、地元の同人会を紹介され、そこで執筆。しかし仕事に忙殺され、長くは続かなかった。30代半ばから、一年に一作は小説を書くと決め、それを続けている。
本作(2篇)が初の書籍化であるが、その他約20篇の小説作品や多数のエッセイなどの著作がある。

著者メッセージ

このたび、かねてから望んでいた小説の書籍化が実現しました。今まで色々と書き続けてきましたが、それらはほんの一部の人の目に触れるだけのものでした。自分の書いたものが本になり、しかも販売ルートにのって、多くの人に読んでもらえる機会を得るのは初めてのことであり、とても喜んでいます。そしてそれと同時に、大いに不安を感じてもいます。
それでも、共感も反感も何もかも、私には大きな喜びになると思います。
『塔のこたえ』では、学生時代のゼミをモデルにして書いた箇所もあります。お亡くなりになってもう10年以上になりますが、この場をお借りして、当時お世話になった秋山武夫教授のご冥福を、あらためてお祈りいたします。
文庫サイズ及び価格ですので、よろしければ是非お求めいただき、ご覧になっていただければと思います。

上記内容は本書刊行時のものです。


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