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獨協大生のボランティア活動について

岩手県支部2011.08.09
 近畿支部・北海道支部の皆さまには、岩手・宮城・福島への義援金をいただきありがとうございます。  また、全国・海外にいらっしゃる皆さまからも、様々な場面でのご協力をいただいていることと存じます。  心から御礼申し上げます。 564-1.jpg  8月3日?6日の日程で、環境共生研究所所長・獨協大学経済学部長犬井教授のゼミの皆さんが、被災地へのボランティアに来てくださいました。同研究所特任助手大竹先生とともに総勢34名、遠野市の宮代公民館での自炊合宿。遠野のボランティアセンターから派遣され、陸前高田や大船渡での瓦礫撤去・泥かきなどの作業です。ボランティアセンターでのデータ入力作業にも従事していましたが、他大学の学生よりも理解力があり、即戦力になったとのお褒めの言葉を受けていました。  コーディネートは遠野市役所に勤める京谷先輩、2年前からの犬井教授とのご縁が今回の活動に繫がったとのこと。 562-1.jpg  私は、4日にその合宿所を訪問し、代表して感謝の言葉をお伝えしました。  学生の皆さんはとても礼儀正しく、頼もしさも感じました。皆さん本当にありがとうございました。 572-1.jpg  犬井教授は4月中旬には被災地を訪ね、自らの目で検証、今後の研究や教育に活かすべく活動をされていました。放射線量計をもって自己責任の元、福島第二原発20キロ圏内にも行かれたとか・・・。環境との共生、未来を見据えての素早い行動に敬服いたしました。  遠野市出身、谷地さんの名前が出て急遽合流。高校教師で大槌高校で教鞭をとっていたこともある彼から学生たちに感謝の言葉、そして『復興には長い時間がかかります。この悲惨な景色を忘れずに、目に焼き付けていってください。』といったメッセージ。学生たちの真剣なまなざしが印象的でした。  20年ぶりの師弟再会、在学中に教授の調査に同行し、『先生、単位ください』と背中を流した事もあったとか、偶然の再会は何よりのギフトでした。  千年に一度の未曾有の大震災、簡単に語ることは出来ませんが、互いを思いやる心がつないだ縁、絆。これからも大切にしていきたいと思いました。  岩手県支部の総会は、8月27日(土)16時から、盛岡グランドホテルアネックス(盛岡市中央通1-9-16)にて開催します。会費は、6,000円です。   一人でも多くの方と顔を合わせ、意見交換の機会ともできればと思います 是非、ご参加くださいませ。 岩手県同窓会 会長 石塚庸子